始まりと終わり

昨日の夜は変な気分だった。

小学生の時のことを思い出していた。
私は、始まりがあれば終わりがあるって本当だろうか?
そんなことを考えた。
始まりがあって終わらないものはないかと必死で探した。
とうとう見つけられず、愕然とした。

昨日はなぜか、あの時の絶望感と疲労感が生々しく思い出せた。

歳を取り、こういう感情にぶれなくなったのは、くだらないと理屈で返せるようになったのは、考えることを放棄しているだけかもしれない。